都会と緑の関係について〜新規事業計画〜

私は昔から、自然の多いところで育っていて、

割と緑、虫、花、草、木といったものが身近にありました。

現在、10年ほど東京にいて、思うこと。

「自然と触れ合わないと、自然が、わからなくなってくる」

今までは、カマキリの捕まえ方や、雑草の抜き方など、普通に得られて来た知識だったのに、

東京に来てからはめっきり活用することがなくなりました。

今までは家の中に虫がいても、ちょちょっと捕まえてポイするだけだったのに、

いまでは、一匹の虫でも嫌な気持ちがします。

 

たまに外で街路樹にいる小さな虫をみても、距離がありすぎて

触れ合いかたがわからなくなっている。そんな気がします。

 

人は、花や緑や好きだけど、虫は好きでない人が多い。

なぜだろう?

 

そもそも、外にいる草花に触れないと、虫とは触れ合わなくりますよね。

虫と触れ合わないと、虫を理解できない。

そして「わからないもの」=「得たいの知れないもの」=「怖い」

こういった方程式ができてくるような気がします。

 

自然とたわむれるためには、「虫への抵抗をなくす」

というのが、必須のような気がします。

それをどうやって実現していくか、これも課題の一つになりそうです。

 

大学生の時、「みんなは、最終的には、何がしたいの?」と学食でゼミの先生に聞かれたことを覚えています。

みんなそれぞれ、答えを言いました。

私はその時、「自然に帰る」と答えた記憶があります。

 

あんたはどこのお猿さんなんだ、という感じですが、笑

なんだかジャングルブックなどに憧れがあり、

当時から、なんだか自然豊かで心地よい場所を作れたらいいなと思っていました。

 

そんなこんなで、卒業後は社会人になってからもランドスケープデザインの学位を取得したりと、

人と環境について考えを深めていきました。

スペインの街角。テラコッタの鉢が合う。

人は暮らしの中に自然をどう取り込めるか?

自然とどう過ごすか?

都会に暮らすいま、自然との関わりがなくなってきたからこそ、

「これからの自然と都市の人の暮らしをデザインしていきたい」と考え、

通販サイトでは、観葉植物の取り扱いを始めようと計画しています。

 

「すぐに枯らしてしまうから」と、

観葉植物に二の足踏んでいる方も、初心者向けのセットがあれば、

心地よく育てられるし、長く育てていくうちにきっと良きパートナーになるはず。

そして、その一鉢を大切に育てることで、自然との繋がりを作るきっかけになったら。

 

枯らしてしまって、悲しい思いをした方もいると思います。

でも、もしの話。

もし、観葉植物を枯らさずに育てることができるようになったら」、

あなたは、どこに観葉植物を置きたいですか?

日当たりのいいデスクの上も、いいですね。

 

また、リリースできるようになったらお知らせさせていただきます。