レトロでかわいい、トイカメラ風写真の作り方(Photoshop)
今回は、Photoshopで「トイカメラ風」の写真を作る方法をお伝えします。
加工したトイカメラ風写真を使って、そのままバナー例まで作ってしまいましょう。
通常のカメラで撮影した写真
トイカメラ風に加工した写真
バナー風にしてみると・・・
こんな感じになります。写真をそのまま使うより、ちょっと雰囲気が出ておしゃれ。
トイカメラ風加工の操作方法
まずは、Photoshopで写真を開きます。
・「ファイル」→「開く」→で写真を選択します。
普通に開いてしまうと、写真が背景になってしまうので、まずはレイヤーを選択した後、
・「レイヤー」→「新規」→「背景からレイヤーへ」で写真を背景からレイヤー化します。
まずは写真をすこしぼけさせます
その後、レイヤーパネルメニューの
・「レイヤーを複製」をクリックします。
このレイヤーを、少しぼやけさせてピントを甘く見せるため、
レイヤーにフィルターをかけます。
・「フィルター」→「ぼかし」→「ぼかし(ガウス)」→「半径4px」に設定します。
そうしたら、このフィルターを重ねます。
・レイヤーパネルに戻り、描画モードを「ソフトライト」に変更します。
写真の色味を明るくさせて、黄色っぽくします
レイヤーパネルで、
「塗りつぶしまたは調整レイヤーを新規作成」→「トーンカーブ」を選択します。
まずは全体のカーブを持ち上げて明るくします。
次に、シャドウ(左はしの四角)を垂直に上に持ち上げます。これで黒の部分が少し明るくなるので、色が浅くなります。
続いて、ハイライト(右はしの四角)を下げて、白が飛びすぎないようにします。
これで写真の明るさを調整しました。次は色味です。
同じパネルで、「RGB」と書かれているところに「ブルー」「グリーン」が選択できます。
これをそれぞれ選択し、カーブを少し持ち上げます。
最後に、彩度の調整です。トイカメラは少し色が極端になりがちなので、
・「レイヤー」パネルで再度「塗りつぶしまたは調整レイヤーを新規作成」を選択し→「色相・彩度」→「彩度+20」に設定します。
これで完成です!
写真をバナーに使う際は、このような加工写真を使うとかっこよく見えます。
また、文字を乗せる際は白い四角を作って少し透化させると読みやすくなります。
バナー風にしてみました。完成です!