服のシワに合わせてイラストを合成する方法 Photoshopでブランドイメージを作る
ブランドイメージをふくらませるために、
自分の描いたイラストや写真を、衣服に合成してみましょう。
今回は、キッズのTシャツとズボンにイラストを合成してみました。
完成写真はこんな感じです。
Photoshop加工の流れ
1.元の写真をグレースケールにして、コントラストをあげ、保存する
2.合成したいイラストや写真を切り取る
3.元の写真に切り取ったイラストを貼り付け、シワに合わせて形を歪ませる
4.なじませる
それでは各項目について下で詳しく解説します。
1.元の写真をグレースケールにして、コントラストをあげ、保存する
まずは洋服やモデルの写真を開きます。
できればシワが綺麗に写っている、明るい画像がやりやすいです。
「イメージ」→「モード」→「グレースケール」を選択します。
次に、
「イメージ」→「色調補正」→「トーンカーブ」でコントラストをあげます。
トーンカーブは上に弧を書くように調整し、白黒のコントラストがはっきり出るように調整します。
「フィルター」→「ぼかし」→「ぼかし(ガウス)」で4pxほどぼかしをいれます。
まずはこれをPSD形式で保存しておいてください。
2.合成したいイラストや写真を切り取る
新しいウィンドウで「開く」を選択し、合成したいイラストを開きます。
自由選択でも長方形選択ツールでも良いので、合成したい部分を選択し、
コピーしておきます。
3.元の写真に切り取ったイラストを貼り付け、シワに合わせて形を歪ませる
新しく元の写真(カラーのついている写真)を開きます。
そこに、コピーしたイラストor写真を貼り付けします。
確定させたら、次が肝心かなめです!
そのイラストを選択した状態で、
「フィルター」→「変形」→「置き換え」を実行します。
その際、置き換えるデータに、1で作成したグレースケールのデータを選択します。
これによって、コントラストの高いわかりやすいシワに合わせて画像が変形します。
4.なじませる
変形したイラストを少しぼかします。
再度「ぼかし(ガウス)」で1pxほどぼかしをかけておきましょう。
レイヤーパネルで「乗算」を選択します。
乗算よりもソフトレイヤーなどが馴染む場合もあるので、
あまりいい感じでなければ検討してみてください。
これで完成です!
プリントで商品を作ることを考えている場合、
こうした合成を使用することでイメージがわいてくるかもしれません。
↓オリジナルフクロウのTシャツができました
↓オリジナルサボテンのズボンもできました
いつも自宅で聞いている、「Focus@Will:集中できるBGM」の解説記事を書いています。
一人でも多くの方が、自身の強みを最大限に発揮して、楽しく仕事できる環境ができますように。